こんにちは、かえるさんです、今回は「ストーリーのつながり」と言うお話です。
今回の「ピップカード」のシリーズでは「トロピカル」と「サイデリアル」に注目したんだよね、トートやライダー・ウェイトは「黄金の夜明け団」のタロットだから、ホロスコープとの対応は「サイデリアル」要するに「西洋占星術」より「インド占星術」に近い。
「サイデリアル」の「インド占星術」は「西洋占星術」より、度数をおよそ25度マイナスした感じだね。
そうです、しかし「西洋占星術」を深めると、その意味が判ってきます、その視点で考えていきます。
要するに「原因:無意識」としての「インド占星術」、「結果:意識的」なイメージの「西洋占星術」という感じで見てきたのですが、時間軸がずれているだけで同じものでもあります。
星座や度数がずれるのに同じって言っちゃうの?
そうです、こういう「違いのある2点をつないで一つのものと考える、ことが出来て初めて物事の本質をとらえる力が付き始めます」こういう概念が扱えないと、心理学的なものは全く杓子定規で有意義なデータを抽出することが出来なくなります。
心理学的な物事を一側面でとらえる、大げさな例で言えば、タロットで「このカードが出たら自分勝手でワガママな男です、注意してください」と言う様な安易な表現で言ったとしましょう。
結構ある話かな。
しかし、何故「自分勝手」なのか、「自分勝手に見えるのか」、やはりその「原因」と「結果」の要素が無いと「自分勝手」というあいまいな側面に意味が発生しません、単なる感想と言って良いでしょう。
なるほど、「何がしたい」から「こういう行動をする」、それが「自分勝手」に見える、が判らないと意味が無いんだね。
「トロピカル」と「サイデリアル」を一緒に使う たのしい占星術TAROT - かえるさんの星占いらぼらとりー
カルディアンオーダー Chaldean Order たのしい占星術TAROT - かえるさんの星占いらぼらとりー
そういうことです。では今回は「ストーリーのつながり」というお話です。
つながりが無いと判りにくい
「つながり」要するに「ストーリー」があると、話がリアルになって深めやすくなります。
どういう理由で、そうなっているか、を考えるのが重要なんだね。
例えば「簡単」という言葉だって、技術者にとっては簡単でも一般の人にとっては難しいこともありますよね。
あ、そうか、本人が簡単ってって思っても他の人には難しいこともあるんだ。
例えば「水瓶座」の人には簡単でも他の人には難しい、って言えばイメージが膨らみますね。
なるほど、いつも改善したい、現状に満足しない「水瓶座」だからこそ気付く「簡単」だったら、他の人にとっては「難しい」ことも十分あり得るよね。
そういうことです、物事には「絶対の真実」を求めると話がかえって判らなくなります。
そういう意味では「タロット」の「ピップカード」は「状況」であって、動的なイメージは強くはありません、しかし、完全に一点のみを指し示すと、やはり判りにくいのです。
なるほど。
「エース」と「王女(又は従者)」
そういえば、今回はまだ「エース」をやっていないね。「エース」はホロスコープとの対応が判りにくいね、度数の対応が無いし。
そうですね、しかし「ストーリー」を考えないとやはり判りにくいです、そして「エース」を考える時には「プリンセス(王女)」ウェイト版などなら「ペイジ(従者)」とのつながりも考えないといけません。
「コートカード」は占う人にとって難しい問題だよね。
そうですね、「コートカード」は「ピップカード」3枚の「ストーリー」星座が変化するドラマをしっかり理解しないといけません。
とは言え「プリンセス(王女)」は「ピップカード」と対応していません。「プリンセス」と「エース」はホロスコープ上の90度、3つの星座と対応しています。
そして「プリンセス」から「エース」に成長していくのですが、この辺の流れをしっかり理解することが大切です。
この辺の「エース」「プリンセス」は判りそうで良く判らないんだよね。
そういうことを含めて次回以降「エース」のお話をいたしましょう。
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