こんにちは、かえるさんです、今回は、ディスクの王女「コートカード」たのしい占星術TAROTと言うお話です。
今回は「ディスクの王女」だね、ウェイト版では「金貨の従者」だね。
「王女」「従者」はもともと「発生したばかり」のイメージですからすぐに行動できないイメージもあります、その中でもとりわけ「ディスクの王女」は、すぐに動けないイメージが強いです。
どうして?
「王女」自体が、強化を必要とするわけです、その意味での準備期間なわけですが、「ディスクの王女」は、内的に秘めたものを突き詰めて「結晶化」させるイメージなのです。
「結晶化」?
知識や技術、気持ち、などが形を成すことで、物事が始まります、そのためには「時間」がかる、というイメージです。その意味で「王女」の中でも速度は一番遅いイメージなのです。
簡単に言えば、思う、だけでなく、「実現」の必要性が強い「四要素」の「地」は当然準備が一番手間取るのです。
なるほどねー。
では今回は、ディスクの王女「コートカード」たのしい占星術TAROTというお話です。
ディスクの王女
「ディスクの王女」の星座のイメージは?
「牡羊座」「牡牛座」「双子座」の流れです、「何かを感じて(魚座のイメージを無意識的に引き継ぐ感じ)行動するうちに」「やりたいこと、好き嫌いが決まって来て」「情報を探し出す、無意識につながって行く」というイメージを内的に無意識に行う感じです。
それは即ち、次に本格的にやりたいことを探す無意識の作用です。
ただ、「次」と言っても、「同じジャンルの中での新たな思い付き」のようなものも含みますので、質問や案件によって柔軟に考えることが重要です。
そうか、新しい気持ちが湧いてくる、って言ってもそういうちょっとしたことや、新しいアイデア、のようなものも含むのが「王女」なんだね。
そうです、そして「トートタロット」の「コートカード」と言えば「易」の知識がよく説明に使われるのですが、「ディスクの王女」は「五十二艮為山(ごんいさん)」と対応しています、これは「艮(山の意)」が二重に重なった卦で、本当にしたいこと、というイメージの「金星」と対応した「艮」が二つ重なっている、ということです。
「山」って言う時点で「動く」感じじゃないね。
しかし、「山」には登る、というイメージもあるでしょ。
あ、「金星」だから、本当に欲しいものがあるのか。
そうです、だからこそ、内的充実が大いに必要なのです。ですから「艮為山(ごんいさん)」には「慌てて動かないのが良い」というような意味もあるのです。
ちなみに「王女」と対応する卦は全て「艮」が含まれています、その中でも「ディスクの王女」は「艮」がふたつあるわけです。
そしてこの知識は「金星」のイメージも強化してくれるはずです。
「金星」は「山のてっぺん」のイメージも含むんだね。
そうです、ちなみに「52」の「艮為山(ごんいさん)」の次「53」は「ディスクの王子」「ペンタクルスの騎士」と対応する「風斬漸」です。
さらにじっくり、しっかりと頑張る、イメージの続くんだ、気が長いね。
ディスクのエースに向かって
すぐ動けない、大切なことに向かっている感じの「ディスクの王女」だけど、しっかり育てないと「ディスクのエース」にならないね。
そうです、しっかり固定するには慌てないこと、しっかりした準備が必要です、焦ってやる前から「どうせ無理だ」って思う人は多くの「王女」「従者」を犠牲にしていることでしょう。
なるほどね。現実には結構してそうだな。
一概に悪いこととは言えません、だって、思いついたことを全部実行するのは無理でしょ。
確かに、現実にはそうか。
「ディスクの王女」の紹介で言うことじゃないですが、そもそも「結果」に依存し過ぎで人は自由を失っているんですよね、「結果」が出ないと無駄、って思うことで、かえって人生に楽しみが見つけられない人は少なくないでしょう。
現実化、結果、は大切だけど、それがすべてじゃない、ってことか。
お祭りなどは非建設的とも言えますが、心に充実感と幸福感をもたらしてくれることを知っている人は少なくないんじゃないでしょうか。
こういうことを考えることもタロット的なの?
人の仕組みを考えないと、どう感じるか、どう思うか、が判らないですからね。
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