こんにちは、かえるさんです、今回は大アルカナ 戴冠式「吊られた男」と言うお話です。
「吊られた男」は「四要素」の「水」のカードだね、「水」ってことは「感情」のカードってことだよね。「水」の星座は「蟹座」「蠍座」「魚座」だね。
そうです。要するに「状況」に反応する、というより自分の「蓄積情報」から物事を決定する、ということです。「水」の星座もそういうイメージです。
それってどういうこと?
簡単に言えば損得より、気持ちということです。
なるほど、「感情」「エモーショナル」な感じか。
「吊られた男」はそういうイメージなんだね。
そうです、「損得」ではなく「自分の使命」早い話が「ホロスコープの再現」に向かうのです。
では今回は大アルカナ 戴冠式「吊られた男」というお話です。
吊られた男
「吊られた男」は「ホロスコープ」の再現なの?
いや、簡単に言えば他のカードだってそうです、ただやり方が違うのです。
じゃあ、「吊られた男」は?
「水」「タロット」だと「杯」のイメージは、「天秤座」「蠍座」「射手座」のストーリーイメージです、要するに「理想に向かって生まれかわることで本当にやりたいことを目指す」という流れです。
ということは「吊られた男」にはそういうイメージがあるんだ。
でも普通の本とかブログで見ていると、そういう感じじゃないよ。
「罪」とか「罰せられる」とか「暴力死」とか、そんな感じですね、でもそんなこと日常で起きます?
起こらない。
そうですよね、だとしたら「吊られた男」は何回占っても出ないはずです。
だいたい「良い」「悪い」で考えると、「無意識」が求める「成長」を得られる方向を苦労するから、という理由で「悪い」になってしまいますからね。
「水」は強く人と繋がったり、何かと一体になる、という様なイメージで「生まれ変わろう」とするのです。
要するにその「使命」に向かう覚悟、決意を意味するカードが「吊られた男」なのです。
ですから「犠牲」になる、というイメージを「報われない」とも捉えられますし、「喜んで、進んでみんなのために頑張る」とも捉えられるのです。
なるほど。
「吊られた男」は「水」のカード
「吊られた男」の「ヘブライレター」は「メム(水)」です、フォークソングの「マイムマイム」の「マイム」はヘブライ語で水ということですから、同じことです。
あ、あれ、「水」ってことなんだ。
そうです、水が出て来て嬉しいな、って感じの歌なのです。
へー。
「水」ってことは、損得じゃなくて気持ちで自分が大切だと思うことに向かって頑張ることで成長する感じかな。
そうです、そのイメージを錬金術的なタロット「スプレンダーソリス」では、「戴冠式」で表しています。
本当にやりたいことを知る「法王(牡牛座)」が行動、直感である「皇帝(牡羊座)」に冠を授けているのです。
それが「吊られた男」に描いてあるんだね。
そうです、「ターニングバード」という「12番」のカードに描いてあります。
でも、「罪人」のイメージの「吊られた男」に「戴冠式」か。
確かに初期のカードを考えればそういう意味が強かったでしょう、しかし、「罪」という言い方は、「背負ったもの」という意味もあります。
あ、「愚者」の荷物みたいな。
そういうことです、そしてその「背負ったもの」をクリアすることで人は成長し「ホロスコープ」を実現できるのです。
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