こんにちは、かえるさんです、今回は大アルカナ 神の声を伝える者「法王」と言うお話です。
「法王」は「牡牛座」と対応したカードだから、要するに素直に気持ちが出る感じだよね。
そうですね、嬉しいとか、不愉快とか、直接的に出ちゃう感じです。
その感覚の敏感さが「神の声」なわけだ。
「自分の気持ちを感じる、そして伝える」ことはとても大切で、怠ると自分の気持ちが判らなくなってしまいます。
でも、社会生活っていうのはそういうことが大切だよね。
実際の所そうですよね、その意味で「牡牛座」が強い人は感覚が敏感なので、自分の気持ちがわかりやすいです、しかしその分無理すると大変なストレスがかかってしまいます。
ということは「法王」のカードは、そういう「感覚」に基づく「気持ち」とかを表すんだね。
簡単に言えば、「素直な気持ちが強く出てくる」というイメージですね。
「本当にやりたいこと」に向かう感じだ。
そういうことです、では今回は大アルカナ 神の声を伝える者「法王」というお話です。
法王
「牡牛座」の人って、素直で判りやすいよね。
そういう人が多いですが、同時に頑固なイメージもありますよね。
理屈が全く通じないことがあるよね。
「牡牛座」の人は無意識が発達しているので、最初から結論が判っているのです、ですから、自分の意見に「違う」と言われても納得いかないのです。
でも、それで失敗することもあるでしょ?
目先の損得ではそうでも、自分に必要な経験に向かっているのです。
なるほど、そういうことか、損得とかじゃないんだ。それだけじゃ判断できないんだ。
とは言え、実際には「感覚が敏感」なだけで、周囲に伝えることが苦手な人もいます、そうなると、自分の思い通りに出来ない「牡牛座」ということですから、その場合ストレスがものすごく多いです。
やっぱり「神の声」だから、聞かないといけないのか。
そして、「逆位置」などの場合、焦って結果を欲しがる、など、短絡的になるイメージが多いです。要するに「じぶんのやりたいこと」ではなく、物理的なイメージで済ます感じですね。
なるほどね。
「正位置と逆位置」は難しいよね。
「正位置」は物事を進めるイメージ、即ち「星座」のカードであれば、次の星座を目指すイメージが「正位置」と言えるでしょう。
そういうことなんだ。「小アルカナ」は星座で良いけど「大アルカナ」には「惑星」のカードもあるよね。
「惑星」は自分のやりたいこと、目指すことでもありますから、そこを目指す、それを使う、というイメージです。
質問の仕方とか、展開したカードの位置とかも影響するんだね。
「法王」は「自分の本心」のカード
「自分の本心」って言いきっちゃうんだ。
完全に他のカードと違う、と言って良いほど特別なカードです。
そうなんだ。じゃあ、「牡牛座」の人は特別なの?
でも「牡牛座」は誰にでもありますからね。その意味では「蟹座」も重要です。自分のホロスコープを見る時でも「2ハウス」「4ハウス」もしっかり確認してください。
「2ハウス」は牡牛座的なハウスか。
やっぱり自分の「やりたいこと」とか「やりたくないこと」がハッキリするんだね。
「法王」の「ヘブライレター」は「ヴァウ:釘」ですからね、自分のやるべきことに向かいたいのです。自分のやるべきこと、に自分を固定したいのです。
そういうことなんだね。
錬金術のタロットカード「スプレンダーソリス」では「吊られた男」の図案で「法王」が「皇帝」に冠を授けています、これは即ち、自分の「やる気」に使命を授けたとも言えるのです。
そして「吊られた男」の本当の意味でもあります。
「吊られた男」は使命に身を捧げる意味があるんだね。
単なる、「上手く行く」「簡単に行く」「楽」などという視点では占いは当たったり外れたりの遊びになってしまうのです。
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