こんにちは、かえるさんです。今回は「火星」が求めるもの 惑星で恋愛を考える、というお話です。
「火星」は女性にとっての男性の好み、とかいうよね。
そう聞きますけど、そんな単純なものではありません、そもそも、何か理由があって「女性にとっての男性の好み」と言っているのでしょうから、その理由を知ることが大切です。
だいたい性別で区分けすることは果たして可能なのか?という疑問がありますよね。
「ホロスコープ」の「二区分」なども「男性星座」「女性星座」とは言っても別に性質について言っているだけで生物学的な性別とは無関係です。
まあ、今回は「火星」について考えて行きましょう。
「火星」が求めるもの
「火星」が女性にとっての男性の好み、って言われる理由は何だろう?
ごく単純に「火星」は活躍したい意欲や、変化させたい気持ちを示すと考えた場合、昔は女性は社会などで活躍の場が少なかったので、その気持ちを男性で満たそうという意識を示したものと言えますが、まあ、当てはまらないことは多いです。
なるほど、同じ理屈で女性の「太陽」も、好みの男性を示す、という本とかもあるよね。
まあ、そういう例に当てはまる人もいると思いますが、そういう単純な一対一の対応は、鑑定能力が付くにつれて無意味なものになって行きます。
だいたい、恋愛や結婚は人それぞれに目的がちがいますからね。要するに「好き」というものは人の数だけあるとも言えます。
人の数だけか、難しいな。
実際にはもっと多いですよ、同じ人でも人生観や状況の変化で「好き」も変わって行きますからね。
ですから「ホロスコープ」をしっかり見て、状況と組み合わせて判断しないといけません。
恋愛、好き、という気持ちは、簡単に分ければ「所有する欲求」「求められる欲求」「頼れる欲求」「人とつながれる欲求」があります。
簡単じゃないじゃん。
「所有する欲求」は、ルックスの好みなどです。自分が欲しい、と思う場合と、見せびらかしたい場合などがあるでしょう。
「求められる欲求」は、求められる、という状況によって、つながりが壊れにくいと感じる場合や、自分が具体的にしたいことが無い場合などに、問題解決、という形で知的欲求や思考欲求を満たせることを無意識、意識的に求めるケースです。
自分の能力の使い場所を提供してもらうってこと?
そう言っても良いでしょう。
人が悩むのは、何もせず「何かした気分」になれるからですが、実際に求められていればそれが具体的なので満足感も得られます。
それは良いことなの?良くないことなの?
結果論ですよね、人助け、という意味で仕事などならとても有意義でしょうし、ヒモを養う、というのは客観的にはムダな行為に見えるでしょう。
しかし、その価値を決めるのは本人でしょう。
本人次第か。
とはいえ、同じ「本人」でも「未来の本人」と「今の本人」では意見が食い違うことはあるでしょう。
どういうこと?
例えば、ヒモの男性を養う女性、で、その時は求められている気持ちで頑張れたけど、何年かたったら、そのお金を貯めておけば良かったな、と後悔するかもしれません。
じゃあ、後を考えないとダメか。
しかし、ヒモを養う女性は、言うことを聞く男性や自分を超える可能性が無い逆らわない男性が好きなので、強い自制心がなければ、後悔は免れないでしょう。
その時は充実、満足を味わって、後から、お金だけ後悔するのは浅はかとも言えますね。
人生とは難しいものだね。
そういうことも踏まえつつ、「火星」が求めるものは何だろう?
「火星」は、よく言われるのが活力です。
厳しさ、という言い方も出来ます。
「火星」は難しいんだよね。元気に満ちあふれている感じも、怒って怖い感じもあってさ。
そうですね、簡単にいうと「火星」を見るのに「火星」だけみてもダメなんです。
と、言いますと?
現実に実生活の中に現れる時は「火星」単体で現れないからです。
大切なのは「木星」と「火星」のバランスを考えないといけません。
そうなの?!どういうことよ。
「優しさ」の無い「厳しさ」は、破壊的で侵略的です。
「火星」だけが強いのか。
しかし、「厳しさ」の無い「優しさ」は甘やかし、希望的観測、などを生みます。
「木星」だけが強いのか。
そうです「社会的倫理」という意味ではなく「本人の正義」という意味で「火星」はそれを追求する力です。
「社会的倫理」じゃなくて「本人の正義」?
他の人から見て、どう見てもおかしい考えでも、本人にとっては「本人の正義」です。それは「社会的倫理」とは直結しません。
自分にとっての正義!ってことか!
例をあげれば、仕事などで正しい指摘を受けても怒る人がいますよね、いわゆる「逆ギレ」です。
そうか「逆ギレ」は「本人の正義」なのか、なるほど。
そして、カッコ良く言えば「信念」と言うことも出来るでしょう。
なるほど、「火星」は「信念」を示すから、相手の「火星」を見て、共感出来れば「好き」になる可能性が高い、ってことか。
というのがいわゆる「女性の好みは『火星』に出る」という仮説の説明になりますが、
現在なら別に自分で「火星」を達成しても良い訳ですから、べつに男性に求めなくても良い訳ですし、全く別の部分の優しさなどで「好き」を感じることもあるでしょう。
やっぱりそこは単純じゃないんだね。
当たった、当たらなかった、みたいな楽しむ占いで良いなら「ホロスコープ」を見る意味が無いですからね。心の構造が精密に確認できるから「ホロスコープ」を見る訳ですからね。
火星の「信念」 牡羊座
「火星」の「信念」というのはどう考えればいいんだろう?
「信念」って言うとカッコいいけど、逆ギレって言ってたじゃん。
「火星」は牡羊座の「支配星」ですよ。
あ!やりたいことを、やる、ってことか!
その時に他の人がどう思おうが本人は「とにかく」そう思うわけですよ。
あ、だから「信念」なのね。
「信念」だから、拒否されたり否定されると怒りっぽくなりやすいってこと?
そうです、だから「火星」は怒りとか不吉とか言われることがあります。
ですが実際は、怒っても怖くない人、というタイプもいますね。
そうか、「火星」はあくまでも自分はそう思うから、そうしたいだけで、実際にはしない人もいるわけだ。
怒っているか、怒っていないか、は結局「演出問題」なんですよね。
急に大声をあげたり、過剰に反応すると「怒っている」と相手が判断しやすいですよね、あと本人は興奮状態だと収まりにくいのでそれも「怒っている」と感じさせますね。
「火星」は怒りそのものじゃなくて「信念」なんだ。
だから、やりたいことをしても、みんなのためになって結果が良ければ、決断力がある、って見られるし、どんな決意と信念でも結果が悪ければ「慌て者」「思いつきで動く人」ということですな。
だから「火星」のイメージは「天秤座」を通ることで「太陽」にたどり着くイメージなのです。
論理的バランスが成功には必要ということか。
「火星」は「信念」と考えれば、自分の「火星」を理解してくれる人を好きになるのはあり得るね。
そうです、同じ星座でなくても「四要素」が同じでも価値観が似てきますよね。
ただ「火星」は「厳しさ」も含んでいるんで「木星」とのバランスも人柄やイメージを形成するのに重要な情報ですよ。
「信念」が一緒でも、あまりに怖い人だったらイヤだもんな。
まあ、そういうバランスも重要です。優しそうでも言うべき時にはハッキリ言うというのも魅力になる場合もありますね。
なるほど、色々あるね。
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