こんにちは、かえるさんです。
今回のシリーズは「生命の樹」を一からお勉強する内容です。
「クリフォト」?
「生命の樹」の鏡映しの、もうひとつの「生命の樹」です。
「死の樹」「Tree of Death」などと言われます。
えー!いやな名前だな!!
「悪」のイメージがありますが、そういう考え方ではなく、現実的に「もうひとつの生命の樹」として、星座やタロットの研究に使うべきものです。
名前を何とかしなさいよ…。
普通の「生命の樹」はこんな感じですね。
「クリフォト」は色々な説がありますが、とりあえずこんな感じです。
なんか、すごい違和感だな。とにかく逆さまなんだね。
数字がおかしくない?
「i」がついていますね。イマジナリーナンバー(虚数)になっています。
なんか、変な感じだなぁ。
見慣れていないですからね。
それでは今回は「えほん 生命の樹 クリフォト」というお話です~☆彡
「クリフォト」
「生命の樹」の「セフィラ」は天使などと対応し、「クリフォト」の「クリファ」は「悪魔」などと対応します。
なんだか、悪魔とか、不吉なイメージがある感じだけども。
「クリフォト」は「皮」「殻」などの意味があるヘブライ語です。
実際には、例えば、蟹座や魚座の人が、どんどん全く選ばずに人とつながって行ったらどうでしょう?
まあ、だまされたり、困ることも出て来るかな。
そうですよね。
ですから、相手を見極める、困った時に対処できる力が必要ですよね。
たしかに。
それが時には攻撃力なのです。
え!そういう感じなんだ。
ですから、世間的、社会的には欠点、というイメージで映りやすいです。
まあ、そりゃそうだよね。
だいたい「攻撃力」ってどんな感じ?
相手を徹底的に拒否したり、貶めたり、嫌いを通り越して憎んだり、するのが普通でしょう。
防御手段として憎む、って?
例えば、大好きな人に振られて大きなショックを受けた場合、そのショックを二度と受けたくなければ、もう仲良くならないことですよね。
そんな防御手段もあるのか。
自覚としては、理由を探して憎しみを増大させて行ったりするわけです。
そこで、その仕組みをしっかり理解することで、程度を意識的にコントロールすることが出来ます。
なるほど!自分が相手を憎んでいるのは、「相手が好きなのにつながれなかったから」って自覚すれば極端なことはしないで済むイメージか。
相手が「悪い」というだけではなく、同時に自分の辛い気持ちが「相手の欠点」を探している、それほど悲しかったんだな、と両面から考えることが大切です。
こんなに相手を憎い気持ちになるのは、辛い気持ちの表れなんだな、って知っている方がコントロールしやすいね。
そうです、そういう意味で、あらかじめ、どういう防御反応が出るかを星座や惑星の性質を知っておくことが必要なのです。
だから「クリフォト」も研究するのか。
でも「生命の樹」に対して「クリフォト」ってバランス悪いな。
「オッツ・キイム(生命の樹)」と「クリフォト」と言うべきなのでしょうが、一般的に通りの良い名前を使っています。
「生命の樹」はヘブライ語で「オッツ・キイム」っていうのか。すぐ忘れそう。
「クリファ」
「クリファ」はどんな内容なの?
「10i」は「キムラヌート」「物質主義」というイメージになります。
あ、考え方の原点が「物質主義」って「結果重視」ってことか、「ケテル」は考え方の原点は無意識の願望だったもんね。
「マルクト」と対応するので「惑星」と対応しないのがポイントですね。
とにかく、「結果」か。
「9i」は「アィアツブス」「不安定」です。「月」の不安定さ、ですね、星占いで、「月」が欠損部分、という人はここに当たるわけです。
「8i」は「ケムダー」「貪欲」です。「水星」が目先の利益ばかりになってしまうイメージですね。
資本主義社会っぽいな。
「7i」は「ツァーカブ」「快楽」です。「金星」は心地良い場所、状況をしめしますが、その度合いが自分の快楽だけになってしまうイメージです。
普通「金星」には心地良さの共有も入っているもんね。
「6i」は「カイツール」「醜悪」、「ティファレト」の「美」と反対ですね、人から見て美しくない、要するに「太陽」が妬みや卑怯さに向かっているわけです。
「5i」は「アクゼリュス」「残酷」です。「火星」が満たされず無気力による無関心、イライラが攻撃に転じるイメージです。
こわいわ。
「4i」は「アディシス」「無感動」です「木星」が働かず、思考停止の状態です。
例えば?
「何とかなると思えないから諦める」などです。
「3i」「シェリダー」「拒絶」「社会的つながり」を拒絶するイメージです、特定の人間を拒絶したり、自分が「社会」を拒否するイメージです。
なるほど、確かに自分を守る意味もあるか。
「2i」「エーイーリー」「愚鈍」「海王星」が機能しないので、相手とつながらず、何も感じない、ということです。
「コクマー」が能動性の根源だから、それが無い感じだ。
「1i」「パチカル」「無神論」「ケテル」のような精神的支柱、が無いイメージです。宗教的な意味ではありません。
まあ、ざっとこんな感じです。
これで「2i」と「4i」の間は、「神官」「牡牛座」とかはそのままなの?
そうです、「生命の樹」の方でしっかり研究なさった方は「サビアン」なども対応していますので研究なさると良いでしょう。
「サビアン」はこんな言葉が「ティファレト」なんて!ってことあるじゃない。
それは、もう少し深く研究なさると良いでしょう、「サビアン」の意味はひとつに対してひとつではなく無数にありますからね、しっかり本質を求めましょう。
「クリフォト」も難しいね。
初学者向けではないかもしれませんね、言葉やイメージに振り回されてはいけません、占いは必ず現実との対応をしっかりイメージしないと無意味ですからね。
ただ「悪魔」は「古代神」であることも多いですからね。
なるほど。単に「悪いもの」って考えちゃいけないんだね。
人の本能的だったりもします。
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