こんにちは、かえるさんです。
今回のシリーズは「生命の樹」を一からお勉強する内容です。
今回はタロットの「アテュ(大アルカナ)」の「吊られた男」だね。「四要素」の感情の「水」のカードですな☆彡
そうです。「5」「ゲブラー」と「8」「ホド」をつないでいます。
自分の確信である「火星的」な「ゲブラー」から「峻厳(しゅんげん)の柱」を支える「水星的」な「ホド」をつないでるんだね。
言いかえれば「四要素」の感情の「水」を知るには「火星」と「水星」が判らないといけない、ということです。
そして逆もまたしかり、です。
それでは今回は「えほん 生命の樹 吊られた男」というお話です~☆彡
「吊られた男」水のカード
一言で「感情」って言っても難しいよね。
そうですね、占い師でも「感覚」と「感情」などはごっちゃになっている人が多いですからね。
一般的には、文句を言うことを「感情的」という言い方をしますが、その場合「感覚」に基づいた「暑い!」「まずい」なども「感情的」と考えてしまうのは国語的には構いませんが、占いでは原因をしっかり理解しないといけませんから、しっかり分けないといけません。
あくまでも「感情」は「思い込み」から発生する「こうであるべきだ!」という思いです。
「思い込み」って言葉が何だか、ちょっとね。
何の根拠もなく、自分の確信の根源になりますので、「思い込み」という言葉が適切ですが、多くの場合「真実」「本当は」という様なイメージで自覚されます。
しかし、自分が「絶対の真実」と思う時点で受け入れられない他者がいますから、そんなものは、けっして「全肯定」されることはないのです。
じゃあ、何で人は「真実」を探すんだろう?
不安定なものだからこそ、そういうものを探したいのでしょう、人間に対するシステム的な理解が進めばそんなものに興味は無くなります。
逆に言えば自分の「感情」という偏りに不安があるということですな。だからこそ、共感や肯定に人は嬉しさを感じるのです。
なるほど。
「5」「ゲブラー」は「火星的」だから「強い確信」だよね、だから思い通りになれば活力がわくし、ならなければイライラしたり、無気力になる。
その「確信」さえも「峻厳の柱」全体を見れば、「3」「ビナー」の「社会的な居場所を得ることでの安心感」というベースがあってこそ成り立つものです。
なるほどね。
人は相手のためになった、と思うと安心しますが、それが必ずしも相手の役に立っているとは言えません。
でも、人は自分のやり方で相手に尽くそうとするものです。
なるほど、それが受け入れられると「つながっている」と思えるんだね。
そして、「確信」を支えるための「情報」を探し出すのが「8」「ホド」とも言えますね。
自分と相手との接点でもあるわけだ!
ですから、「確信」と「深い思考」による「確信の見直し」がこのカードのテーマの一つです。
タロットの「吊られた男」
「吊られた男」と言えばあんまり良いイメージ無いよね。
「感情」は得る喜びより失う悲しみが優先されますから、「動きにくい」という要素があります、そのため、「これから良いことが起こって欲しい」などの事柄を占う時には「失いたくないから動けない」ことのある「吊られた男」には良いイメージが無いのは仕方ないでしょう。
なるほど。
得ることより、失うことが怖い、ってことは、新しい変化を恐れるってことだから、望みはかなわないんじゃない。
望む変化も変化は変化ですからね、「やらない理由を探してやらない状態を維持するのが感情の流れ」ですね。
感情でやらない理由を探す?
だから、自分の「感情」を乗り越えたところに「ホド」がある、とも言えます。
なるほど、じゃあ、「水星的」には「感情」を無視した方がいいか。
そんなに簡単なことではないです、「感情」を通って、乗り越えろ、ということです。
そうか、「感情」抜きがいいっていうことではないんだ。
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