こんにちは、かえるさんです。
今回のシリーズは「生命の樹」を一からお勉強する内容です。
今回はタロットの「アテュ(大アルカナ)」の「女教皇」だね。
「女教皇」は「月」と対応したカードだね。
「1」「ケテル」と「6」「ティファレト」をつないでいるんだね。
そうです、「ケテル」の意志を、「目標」や「生き甲斐」として本人に伝えます。
それが「女教皇」なんだね。
それでは今回は「えほん 生命の樹」というお話です~☆彡
「女教皇」月のカード
「月」と言えば、自分の「安心感」とか「殻を破って成長するための自信」かな。
そうですね、まさに「太陽」を輝かせるための「基盤」ですよ。
「基盤」と言えば「9」の「セフィラ」「イェソド」だね。「月」と対応しているね。
自分の「ケテル」の思いを「ティファレト」に伝えるのが「女教皇」です。
そしてそれを「射手座」を通して実現化していくことで「基盤」である「イェソド」を満たすと「安心」するのです。
そうか、その両方の役目が「月」にあるんだ。
「生命の樹」で上の方の無意識から意識につなぐのが「女教皇」で、それを実現化する過程に落とし込んでいくのが「イェソド 基盤」の役目、という言い方が「月」を表しているとも言えます。
「ケテル」の思いを言葉にして自覚する、それを達成できると嬉しいのは「ティファレト」がそれを受け取っているから。
そして、その「ティファレト」は「太陽」が当てはまります。
だから「太陽」は、充実感になるのか。重要だよね。
え、でも、「イェソド 基盤」で安心して、自信を付けて「ティファレト 美」を目指すイメージもあるよね。
そうです、「生命の樹」は単なる一方通行ではありません。対流するイメージがあります。
実際に「やってみたい」→「自信を付けた」→「実行」ってほど、人間は簡単じゃないでしょ。
確かに!「やってみたい」→「自信が付いた」と思うけど、その後に「やっぱりどうかな?」とか考えは行ったり来たりするね。
まあ、かなりサッパリしてる人もいると思いますが、人間は各自違っていて、複雑なものです。
そういえば、「蟹座」は「支配星」が「月」でしょ、仲間を大切にする、人とくっつきたいイメージも強いよ。
「星座」は常にやり方を示します。
ですから、「月」を満たせばいいので「ハウス」や「ホロスコープ」全体の構成から「自分」ではなく「つながった誰か」に「月」を満たしてもらうことも可能です。
そうか、「蟹座」が強ければ、感情的なつながりがあるから、「方法のひとつとして」「人を育てたり」「人を支えて託す」ことも手段の一つになるんだ。
ですから、「蟹座」の強い人がみんな家族重視というわけでもないのです。
なるほどー。
「女教皇」はその中でも「月」の「無意識的」な根幹を作るイメージ、それがその人の心の「安心」「不安」を決めるイメージなんだね。
そういうことです。
「女教皇」とヴェール
「女教皇」は絵のモチーフに「ヴェール」がかかってるよね。
そうですね、「ヴェール」は「至高の三角形」と「倫理の三角形」を隔てているイメージです。
「無意識」と「意識」の境目なんだね。
「無意識」って何であるの?自分のことなんだから判っていた方が便利じゃないの?
そりゃ、便利ですよ、占いはそれが判るから実用的なんです。
じゃあ、無い方がいいんじゃないの?
しかし、「無意識」は強力な「基準」になります。自分で完全に確認できない「思い込み」が複数あって絡み合うことで、「迷う」を感じることが出来ます。
「迷う」を感じてどうするのよ?
それがあるから「自分の気持ち」がある、と実感できるのです。
どういうこと?
正体不明の思いがあるから、それを「本心」だと感じることが出来るわけです。
なるほど。
しかし、矛盾が多いので、コントロールする時には自覚してしまうと大変便利です。
でも、それじゃ、自分の「本心」はどうなっちゃうの?
生まれた時から染み付いていますから、「思い込み」を達成出来れば楽しいし嬉しいし、安心出来ますから問題無いです。
そうなんだ。
「女教皇」は偉大ですよ。
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