こんにちは、かえるさんです、今回は「小惑星セレス」のお話です。「小惑星セレス」はギリシャ神話の「セレス」と対応します。
「小惑星セレス」はお母さん的な「育成」、そしてどういう育成を望むか、愛を感じるか、などを示すんだよね。
そうです、「小惑星セレス」は「成長」「育成」の蟹座、「より完璧を目指す」乙女座のイメージにより「母親的な役目」、「育てられる側」の役目を果たします。
「デメテール」と言えば「ペルセフォネ」と「ハーデス」の話が有名だよね。
乙女座の「ペルセフォネ」と蠍座の「ハーデス」はともに冥界の神様です、それは「日常との別世界」を意味します。
そのエピソードに関わる「ペルセフォネ」のお母さんの「デメテール」が「母親の気持ち、育てる気持ち」を示すわけだ。
今回は「ペルセフォネ」と「ハーデス」のお話を通して「小惑星セレス」を学びます。
冥府の王ハーデス
「ハデス」と「ペルセフォネ」の結婚は「ハデス」による無理やりの強奪劇で始まります。
犯罪だよね。
そうですね、真似してはいけません。ただ神話には隠された意味があります。このエピソードは「コレー(乙女のこと、後のペルセフォネ)」である乙女座が、蠍座によって冥界の住人になることを意味しています。
どういうこと?
乙女座は「役に立つ」ことを目指しています、しかし、蠍座を本当に熱中することを知ることで「自分だけの世界」を知るのです。
じゃあ、なんで無理やりなの?
乙女座は「役に立つ」を目指してるから、自分の世界に入ることに抵抗を感じますからね。
それが嫌がる「コレー」の乙女座のイメージなんだ。きちんと意味があるんだね。
そして、蠍座である「ハデス」に「コレー」が、さらわれた後に嘆き悲しむ「デメテール」も乙女座の感覚を表しています。要するに、乙女座が「役に立つ」から「自分の世界」に向かうことに対する怒りです。
「デメテール」と「コレー」の親子に役目を分けて乙女座を説明しているんだね。
そして、「コレー」は乙女座的な「デメテール」と木星的な「ゼウス」の子供ですから、その「哲学的乙女座」が、蠍座にさらわれることで、乙女座的別世界である「自分の世界」に入っていくのです。
そして「コレー」は冥界の女王「ペルセフォネ」になるんだね。
そうです、そして、このエピソードは「母」としての「デメテール」を知るためにも重要です。
母としての「デメテール」
「デメテール」は「ハデス」にさらわれた「コレー」を探してるんだね。
そうです、「デメテール」が娘の「コレー」を探していると女神「ヘカテ」が表れ、「コレー」は何者かにさらわれた、と言うことを教えてくれました。
女神「ヘカテ」?
月の女神で「遠くへ矢を射るもの」という呼び名もあります。この名は非常に射手座的ですね、「太陽」と「月」をつなぐイメージです。そして冥界の女神でもあります。
そして「ヘカテ」は「太陽神アポロン」の双子の姉である「月の女神アルテミス」の従姉妹です。
「ヘカテ」は、とにかく「月」のイメージなんだね。
そうです、そして「夜、魔術」の支配者です。
魚座のタロットカードの「月 The Moon」じゃん!!
「ヘカテ」には犬の肉が供えられたそうです。
「犬」は魚座の聖獣だね。
そして冥府に「三つ首の番犬ケルベロス」がいます。
「ケルベロス」は「トートタロット」の「隠者」にも描き込まれています。
そうか、「犬」は魚座と乙女座をつなぐイメージでもあるのか。
その「ヘカテ」が「デメテール」に「コレー」がさらわれたことを教えてくれたんだね、要するに「月」が乙女座を導いているんだ。
そして、「デメテール」は「ヘカテ」と一緒に「太陽神ヘリオス」のもとに行き「コレー」が「ハーデス」にさらわれたことを知るのです。
神話で読むとあっさり終わっちゃう所にも深い意味があるんだね。
そうです、この話が「太陽」と「月」に導かれていく乙女座のお話だということが判りますね。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「セレス」「占いのお話」「神話」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆