こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナ」「隠者」です。
「隠者」は乙女座と対応したカードだよね。
蟹座の「戦車」で、自分を本当にやりたいことを目指して成長する、そのために人に尽くしたり修行を重ねるんだね。
そうです、そして天秤座の「調整」で、自分の「法」を作って広めようとします。
それは「他の人」も「自分」も対象なんだね。
そして、今回の「隠者」につながります。今度は「具体的」に生み出します。
「具体的」に生み出す?
「完全な理想」を形にしようとします。
なるほど、乙女座っぽいな。どうすればいいの?
とにかく考え続けます。深く、深く、考え続けます。そして、作業を通じて完璧を目指すのです。
やっぱり乙女座は修行の星座なんだね。
そうです、では、今回は「大アルカナ」のお話です☆彡
「9 隠者」
「隠者」は「9」「ヘブライレター」は「ヨッド(手)」の「乙女座」のカードです。
ヨッド(手)
「ヨッド(手)」は「手」何かを作り出す、生み出すイメージだね。
そうです、そして「手」特に「指」の関節は固まりやすく、動かし続けないと機能が低下してしまいます。
え!そうなの?
そのイメージも「乙女座」の「役に立つ」「完璧」を目指すイメージに一致しますね。
動かし続けるから上手になるイメージか。
そして「手」には「利き腕」がありますよね。
にわとりさんは右かな、手じゃなくて羽だけど。
乙女座にも「右」と「左」があります。
そうなの?
生命の樹「青」が「峻厳の柱」「赤」が「慈悲の柱」
「峻厳の柱」が「天王星」「土星」「火星」「水星」で「社会性とか相手に対しての気持ち」って感じで「慈悲の柱」が「海王星」「木星」「金星」の「相手とつながる前の自分の気持ち」って感じかな。
そうか、「乙女座」の人でも自分の作品に向かう感じと、とにかく他の人の役に立ちたい感じの人がいるね。
どちらにしても、乙女座は「修行」と「熟慮」の星座ですからね。得意な方を使って「完璧」を目指します。
そして「完璧」にするんだね。
「真の完璧」は想像の世界にしかありません、「完璧」を目指すことは終わりなき修行の道を意味します。
わー。
「9 隠者」
エリファス・レヴィの「ヘブライレター」の対応では「隠者」は「テス(蛇)」です。
テス(蛇)
「テス(蛇)」って?
蛇は「知識」「知恵」全ての始まりと言って良いでしょう。
そうなの?
世界があってもそれを「理解」する者がいなければ何も無いのと同じです。
おお、なるほど。「理解」する知恵、知識があってこそ「何かがある」と思えるのか。
その「何かがある」と思うためには「役に立つ」などの方向性の基礎となる知識、知恵が必要です。
そして、わき上がる「欲望」の根底には必ずこの知識、知恵から発した「理解」があるのです。
そしてエリファス・レヴィは数字の「9」を「神を反映した数字」と記しています。
何で?
「9」は完結を示す「10」の前の数字であり「1」の完全な反映であるからです。
しかしながら同時に「迷信、妄信」の数でもあると示しています。
完結前の勘違いってこと?
完成させることは完成であると同時に、完璧の崩壊でもあるからです。それはすでに「1」の反映とは言えません。
基盤である「9」は絶対智の前提であり、全ての知恵の父と言って良いでしょう、それは即ち「生み出したい」という衝動そのものなのです。
「9」は最初でも最後でもないのに?
ゆえに最初で最後であるのです。
えー!
このカードはあらゆる意味での慎重さ、賢さ、を意味します。
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