こんにちは、かえるさんです、今回は「女教皇 The Priestess トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」と言うお話です。
「女教皇」は「月」と対応するカードだね。「月」と「女教皇」はどう関係するの?
当然、「月」が何を意味するかを教えてくれているのですが、重要なこととして「無意識と意識をつなぐイメージ」として「ラクダ」が描かれています。
生命の樹では「冥王星」と「太陽」をつなぐパスがこの「女教皇」です。簡単に言えば無意識を目標に変えるイメージです。
人は無意識を目標に変換する時に「月」を通るんだね。
そうです、ですから、そのイメージがホロスコープを読むときも役に立つでしょう。自分が不安な時は「月」という自分の価値観を無視している時です。
「女教皇」は「使命に向かっているか」「使命に背いているか」そして自分の「価値観」そのものを示すこともあります。
なるほど。
では今回は「女教皇 The Priestess トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」です。
「女教皇」
「女教皇」は何だか、オーラみたいなのが出てるね。
「女教皇」は光のヴェールで隠されています「生命の樹」では「至高の三角形」の向こう側にいますからね。
七夕の「織姫」の織る布のイメージと同じ意味です、この意識と無意識の境目、「アビス」「ヴェール」などと呼びます。
そのイメージなんだね。隠れているんだ。
そして、「弓」を膝の上に置いています、これは双子座と射手座とつながっていることを意味します。
射手座の弓矢と、双子座のキューピッドの弓矢か。
そして「弓」は「ハープ」のイメージとつながります、「ハープ」には犠牲の意味があり、自分の使命に身を捧げる「吊られた男」のイメージもあるのです。
そうなの?
ハープの起源は、狩りに使う「弓」であると言われています。そしてハープの木製の枠と腸で作られた弦を犠牲の十字架のイメージと考えることは中世では一般的でした。
こういう知識は「サビアン」を読むためにも必要です。
なるほどね。
「塵悪魔」
カードには直接出ていませんが「トートの書」の「女教皇」のページに「DUST DEVILS」という詩が出ています。その一節に「Yet this desert is but one spot accursed in a world of bliss」という文章があります。
要するに「女教皇」は「月」ですから価値観そのものです、それは「冥王星」そのものではないのですが、「冥王星」を理解するため、近づくために「月」という価値観が必要なのです。
それは思い込みであり「塵悪魔」であり「コロンゾン」の棲家でもあるのです。
「月」という思い込みが「至福の世界」を作るってこと?
そうも言えますし、「絶望の世界」を作るとも言えます。
「女教皇」のカードにも右下の方に「チャクラ」のような渦巻きがあります、これこそ渦巻き固まった「思い込み」とも言えます。
人は善悪関係なく「思い込み」が無ければ何かを評価することが出来ません、しかしその「思い込み」に苦しめられ続けるのです。
それはもうどうしようもないの?
それは、自分の価値観を信じ貫くことです、自分が高まり喜びを感じる、そして他者と比べたり、ただ認められようと焦り苦しむことから解脱する手段を「女教皇」は示唆します。
なるほど、それは「弓」を持って「椅子」に座っていることに関係ある?
その通りです、誰にも遠慮することなく自らの使命に向かえ、という言い方をしても良いでしょう。
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