こんにちは、かえるさんです、今回は大アルカナ 弓を引く「技」と言うお話です。
今回は「射手座」と対応したカード「技」、ウェイト版では「節制(せっせい)」って呼ばれるカードだね。
「技」って呼び方の方が珍しいよね。
そうですね、普通は「節制」と呼ばれます。
「節制」は、贅沢しすぎない、とか、節約する感じの言葉だよね。
そうですね、極端に走らず、「中庸(ちゅうよう)」を行く、というイメージです。
極端じゃなければいいの?
要するに「ちょうど良い」を良く考えるということですね。
「ちょうど良い」か、なるほど。
「ちょうど良い」即ち「適切」「適切な判断」は「技術」や「学問」などにも通じます。
そういうことなんだね。
そしてタロット的には「やりたいこと」と「やらないといけないこと」をしっかり調合すること、も意味します。
どちらにも偏らず「中庸」をいく、ってことか。
では今回は大アルカナ 弓を引く「技」というお話です。
技
「弓を引く」ってどういうこと?
「弓を引く」ことは、矢を構えて、狙いを付けて、的を射る、わけですが、やり方を聞いただけでは絶対に上手く出来ません、何度も実際に練習し、上手く行かない理由をよく考えて、試す、それを繰り返すことで上達し、そして悩みも深くなっていきます。
え、悩みも深くなるの?
「上手い」とは何か、何のために「弓」をやっているのか、など様々なことを考えるでしょう、そして人によっては「自分とは何か?」「他人とは何か?」など数々の問いをもたらしてくれます。
それは嬉しいことなの?
悩む、考える、問題解決、そして問題とは何か?と問題は人生全体につながってきます、深く考えることは自分自身と向かい合うことそのものなのです。
「弓道」ってくらいだもんね、なるほど。
そして「弓」は「月」と対応した象徴です。それは即ち自分の「自信」、「使命」「安心感」などを意味します。
そして、その「月」から「太陽」に向かって「矢」を放つ、それも「射手座」のイメージですから、「技」「節制」のイメージになります。
なるほど。
「技」は「支柱」のカード
「技」の「ヘブライレター」は「サメク:支柱」です。それは即ち「射手座」が自分の柱になる、ということです。
それは「考える力」が人間を人間足らしめている、ってことだね。
全くその通りです。自分にとっての「ちょうど良い」の表現が、使命、当たり前、安心感の「月」と目標、自己表現「太陽」の表現そのものになるように技術や知識、考え方を組み立てていくことが必要ですし、その力が培われていきます。
人が「太陽」を目指すのは、自分の考え方や能力を高めるためでもあるんだね。
もちろん、高めたくない方は高めないで良い考え方を作り上げていくでしょう、高めたい人は高めていく考え方を作って行きます。
そう言われたら、高めないといけないみたいな気がするけど。
そんなことありません、しかし「高めたいけど高められない人」は普通他者を攻撃し始めます、「自分がやりたいこと」を出来ない時に「ホロスコープ」を表現しようとすると他者に強要する形になります。
逆に言うと「怒り」は自分がやりたいことを他者で表現したいと解釈してかまいません。
だからこそ、「技」「節制」をしっかりすることで自分で「ホロスコープ」を表現することが大切なんだね。
おそらくその方が楽しいでしょう。
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