こんにちは、かえるさんです、今回は「777の書 アテナ④ パラス Pallas」と言うお話です。
今回は「アテナ」と対応するパス「27」のお話です。タロットでは「火星」「塔」と対応します。
積み上げていって、それが破壊されて、新しい自分が出てくるイメージだね。
そうですね、「27」のパスは「実現したい願望」である「金星」と対応する「勝利 ネツァク」と「役に立つ」である「水星」と対応する「壮麗 ホド」の間のパス、のお話です。
ここも「アテナ」のイメージなんだね。
「火星」と対応する「軍神アレス」、「戦いの女神アテナ」のイメージです。
「戦い」っていうテーマなんだね。
戦う、ということは「生死をかける」それは「生まれ変わり」のイメージなのです。
なるほど、実際の戦争ではないんだね。
個人単位では、技術や知識、哲学など内的葛藤、などですが、国家単位では戦争も意味します。
では今回は「777の書 アテナ④ パラス Pallas」です。
「27」のパス
要するにどういうことなの?
本当に自分が面白い、やりたいと思うことをやっていると、「自分の使命」「自分がやりたいことをするためにもっと必要なこと」要するに「役に立つ」ことが見えてきます、その瞬間がタロットの「塔」、それが「水星」の本当の意味です。
ただ、資本主義社会にいると、お金になることが「役に立つ」と感じますから、そっちに向くことを「役に立つ」と考えると自分のやりたいことからは遠ざかりやすいですが、能力を伸ばすとそれを一致させられます。
その必要な能力的基準に達する前に諦めると、そこで行き詰って、「このまま死にたくない」けど、どうしようもない状態になります。
要するに「普通」の悩みだね。
そうなると、人はやることがないですから老後の心配をしながら人生を終えます。エネルギーのぶつけどころがないですからね。
それと「アテナ」はどう関係するの?
「アテナ」は「ゼウス」から生まれた娘ですから、「直感的」にやりたいことをすることで、成長をしていきます、そうなると「火星的」生まれ変わりが起こりやすいですからね。
それが「戦いの女神」ってことなのか。
「アテナ」と言えば芸術の神でもあります、そしてトロイの木馬で有名なトロイア戦争はアフロデイーテ、ヘラと美しさを競いました。
「美しさ」というのは他者から見ても美しい「太陽」的なイメージです。「アテナ」は様々な英雄たちに武器を与えたりして助けることも多いです、そういうイメージは「火星」的でもありますし、「美しい」わけです。
アテナと機織娘アラクネ ギリシャ神話「火星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
戦いの神 アテナとアレス ギリシャ神話「火星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
「小惑星」は「月」から「火星」までの近い惑星と「木星」をつなぐイメージ、だから、「パラスアテネ」も様々な側面があるんだね。
我々の意識は「生命の樹」でいうと、下から上に向かいます、言い換えれば、元かあるものを、努力によって無意識に向かって「思い出す」イメージなのです。
「アイギスの盾」
「アテナ」と言えば「アイギス」山羊の皮の鎧、または盾などとも言われますが、ゴルゴンの「メデューサの顔」がついた盾としても描かれます。
この「蛇」のイメージのある「メデューサ」に睨まれると石になってしまうと言われています。
怖いね。
それは、タロットの「塔」「火星」的な意味を持っています。固まっていくことで限界を超えると壊れるイメージです。
「塔」を積み上げるイメージは、日本の地獄のイメージにもあります、賽の河原で石を積み上げるイメージです、何度やっても、鬼に壊されてしまうのですが、そのイメージが「塔」の生まれ変わりのイメージです。
地獄って結局どこのなの?
我々の住む現実社会です、ここで「自分の使命」「やりたいこと」に目覚めなければ何を何回、どんなに繰り返しても苦しみが続くわけです。
「木星」から生まれた「アテナ」は、そこから解放されるための道を示していますが、同時に「社会的使命」から逃れられないイメージもあります、それが「パラス」のイメージでもあるのです。
だから、高い能力とその使い方に関する葛藤のようなイメージもあるんだね。
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