こんにちは、かえるさんです、今回は「もう一人のパラス パラス Pallas」と言うお話です。
もう一人の「パラス」?
巨人族の「パラス」もいるのです。
それもアテナに関係あるの?
もちろんです。
では今回は「もう一人のパラス パラス Pallas」です。
「ギガース パラス」
ギガース(巨人族)の「パラス」は「ガイア」と「ウラノス」の子供です。「ギガントマキア」でアテナと戦い敗れました。
ガイアと巨人 ギリシャ神話「ギガントマキアⅠ」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
懐かしー!「ギガントマキア」ってヘラクレスと神々で巨人と戦うんだよね。
その時アテナも戦って、「パラス」を倒してたんだね。
そしてその後に「パラス」の皮をはぎ取って、自分の鎧または盾「アイギス(イージス)」として使いました。
こわいな。皮はぎとる、って。
「パラス」は山羊の姿で描かれることもあります。
「イージス」って有名な盾だよね、じゃあ、こっちも重要なの?
そうですね、「トリトンの娘のパラス」「少女 パラス」の話と合わせて考えることが重要です。
両方考えるんだね。
神話は人間の葛藤などを表しているので、様々な流れで一つの結果になるような神話は、いろいろな経過が考えられるが、こういう結果になりやすい、というようなイメージなわけです。
どうしてこんなことが起こるの?
いろいろな話が作られて、人々の無意識が納得する話が残っていくからです。
「アテナ」は「少女」の時に「パラス」という「少女」を殺めてしまった、それは、自分の中の「女性性」を殺めた、と言えます。
女の人が「女」を抑える、ってこと?
そうです、「アテナ」は「ゼウス」が誕生を恐れたほどの人材なわけですから、しかし、「女性」ということで、高い能力を持っていても多くの不自由に直面すると考えられます。
なるほど、なんだかんだ言って今もそういうことはたくさんあるよね。
そういう中で「ギガース」の「パラス」を倒して「山羊の盾」を手に入れます。
なるほど、女性が実力で「山羊」的な結果を出したってことか。
そうです、アテナはゼウスのお気に入りで、みんなに嫉妬されているイメージがありますからね。
なるほど、そういうイメージも「小惑星 パラス」にあるんだね。
そうです、それは「知性、知力」によって結果出すこと、出した後の難しさ、を意味しています。そのことが「小惑星 パラス」に「高い思考能力、実行能力」というイメージを与えるのです。
ゼウスに気に入られている、というだけでも「木星」に気に入られていることが分かりますからね。
さらにもう一人の「パラス」
さらにもう一人!分かんなくなっちゃう。
この「タイタン」の「パラス」は「クレイオス」と「エウリュビア」の子供です。
「クレイオス」は「天の牡羊」と呼ばれていて、「エウリュピア」は海の神「ポントス」の娘です。
え、これも「小惑星 パラス」なんだね。
「アテナ」の「牡羊的な自分の能力を開発する」イメージ、そしてそれが「天」ですから、無意識からそういう力を授かっているイメージです。そして、「ポントス」はポセイドンの腹心的な「海の神」ですから、ポセイドンから派生したを持たせます。
「海王星」的、「憧れ」から生まれてきた、イメージって、木星的でもあるよね。
こういうことから「小惑星 パラス」のイメージは高い能力を得られるイメージと、その扱いに気を付けるイメージがわいてきますね。
なるほどね。
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