こんにちは、かえるさんです、今回はカップの5 蠍座1~10度 ピップカード「小アルカナ」と言うお話です。
「カップの5」ってことは蠍座の最初の10度と対応するカードだね。天秤座では、理想を積み重ねて、様々なことを学んで、しかし上手く行かなかったこともよく考えて、バランスを取ることを学ぶ、そして、「人間関係」の難しさを知ったことで、その「思い通りにならない世界」に挑戦して一気に生まれ変わることを目指すのが「カップの5」だね。
「失望」って名前もあるね。
それは「生まれ変わるため」に「限界」に挑戦するイメージがあるからです。「失望」するような難しいことに挑戦することでブレイクスルー出来るイメージです。
なるほど。
今回のシリーズでは「トロピカル」と「サイデリアル」に注目するんだよね、トートやライダー・ウェイトは「黄金の夜明け団」のタロットだから、ホロスコープとの対応は「サイデリアル」要するに「西洋占星術」より「インド占星術」に近い。
「サイデリアル」の「インド占星術」は「西洋占星術」より、度数をおよそ25度マイナスした感じだね。
そうです、しかし「西洋占星術」を深めると、その意味が判ってきます、その視点で考えていきます。
「トロピカル」と「サイデリアル」を一緒に使う たのしい占星術TAROT - かえるさんの星占いらぼらとりー
カルディアンオーダー Chaldean Order たのしい占星術TAROT - かえるさんの星占いらぼらとりー
では今回はカップの5 蠍座1~10度 ピップカード「小アルカナ」というお話です。
トロピカルとしての「カップの5」
「タロット」は基本「サイデリアル」だから、「カップの5」は「トロピカル」では「蠍座の25度~射手座の5度」辺りと対応するんだね。
「射手座」は「本当にやりたいことをやる」イメージだけど。
そうです、ですから、そのためには限界に挑戦して能力を高めたいのです。
なるほど、その「射手座」のイメージ、要するに「本当に自分がやりたいこと」に向かうために「限界に挑戦するのが蠍座」なんだね。
そうです。逆に言うと「射手座」の人は、自分の能力を高める努力をしないと非常に使いにくい星座だということです。
そういうことか。
サイデリアルとしての「カップの5」
「カップの5」は「カルディアンオーダー」だと、「蠍座に火星」だね。めちゃめちゃ生まれ変わりたそうだね。
そうですね、限界に挑戦して一気に変化したいイメージですから、極端な行動を好むようなイメージがあります。それは自覚としては「上手く行くと思うから思い切りやる」ということで「失望」と言う名前が付いているカードです。
ガッカリしちゃう感じかな、でもだったら、やらなくてもいいんじゃない?
「思い切って行動する」と言うのは自分を知るためにも、能力を向上させるためにも非常に有効な手法となります。
例え全然できなくても、その時は完全に挫折しても、「こうすれば良かった」というアイデアが生まれたり。後のモチベーションにつながるものです。
こうすれば良かった、か、なるほど。
でも、完全に諦めちゃう人もいるでしょ。
いるでしょうね。
いるでしょうね、ってそうあっさり言われると。
システム的に、そういう「諦めてしまう」人を救済するより、人間をたくさん産んだ方が効率がいいでしょ。自然はそんな細かい調整は一切しません。
「人間は諦めたらそこまで」ただそれのみなのです。
「カップの5」っぽいなー。
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