かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

周易 其之五「卦を読む」占いのお話

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之五「卦を読む」占いのお話」と言うお話です。

 

 いやーこのシリーズで結構、易のこと判ったよ、難しそうだね。

 

 そうですね、易は学ぶことが多いですね。では今回も「地天泰(ちてんたい)」「棒」の形などから読み取るイメージのお話です。

 

え!まだあるの?!

 

 このシリーズは基礎のご紹介ですから、難しい話はしませんが、基礎知識ももう少しあります。

 

 とはいえ、タロットの方が「画」があるので、タロットの版ごとの違いがありますから、かなりの研究量になります、かえってタロットの方が多いのではないでしょうか。

 

 タロットは長くやっているからホロスコープを理解できることなど、当たり前すぎて知識にカウントしていないんじゃないですかね。

 

 そう言われると「タロット」=「ホロスコープ」「サビアン」「生命の樹」って考えただけで気が遠くなるほどあるな。

 

 その意味だと易は効率が良いとさえ言えるかもしれません。ただ、タロットは人の気持ちを調べる時には、かなり細かく判る意味ではおそらく最強だと思います。

 

 なるほどね。優劣じゃなくて特色が違うんだ。

 

 では今回は「周易 其之五「卦を読む」占いのお話」というお話です。

 

 易の基礎のお話です☆彡

周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー

 

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「地天泰」のお話

 

 例えば「地天泰」「初爻」を考える時に考えることは、たくさんあります。

 「地天泰」はこんな感じだね。

 

 まず「陽位」「陰位」を確認します。

 「初爻」は「陽位」ですから、「地天泰」の「初爻」は「陽」ですから、強いべきところで強い、ちょうど良いイメージです。

 

 言い換えれば物事の最初は「陽」自分の気持ちを大切にすることが大切なんだね。

 

 しかし「初爻」のとなりは「二爻」お互い「陽」です、ですから「比」していないので、つながりが弱いです、しかし、そのおかげで「初爻」は自分の気持ちに向かい合えるとも言えます。

 

 「地天泰」は「下卦(自分の気持ち、土台)」が「乾(自分の無意識に従う、強い、剛)」で「上卦(行動)」が「坤(自分を抑えて状況に従う、弱い、柔軟)」ですから、後でしっかり頑張るイメージですから、これを「良いイメージ」を感じられるでしょう。

 

 ですから「地天泰」の「卦辞」は「小往 大来 吉亨」しょうゆき だいきたる きちとおる。です。

 

 

 全体のイメージも重要なんだね。

 

 初爻は「抜茅茹 以其彙 征吉」最初はバラバラに見えても、茅(ちがや)を引き抜くようなもので、一本引き抜くと後は自然につながって来る、ということですので、「思い切って頑張ってやるべき時」だというイメージですね。

 

 

 なるほど、だから「二爻」と「比」していなくてもいいのか。かえって良いとも言えるんだね。

 

 さらに「初爻」は「四爻」と「応(おう)」じています。上の「八卦」の「坤」とつながっているのです。

 

 「陰」と「陽」でバランスが取れているんだね。

 

 応じている「四爻」は「翩翩 不富以其鄰 不戒以孚」単に名誉や財を求めるのでなく、ひたむきに一歩一歩努力を重ねることで、良い隣人と繋がれる、優れた心を鍛え、持つこと、というイメージです。

 

 なるほど、つながっている「四爻」のイメージも考えてこそ「初爻」のイメージがよりわかるんだね。

 

 そうです、それでこそ、「自分が本当に思うことを思い切ってやる」イメージがつかめるのです。

 

「八卦(はっけ)」で考える

 

 「八卦」って「地天泰」は「坤」と「乾」だよね。

 

 そうです、そして「初爻」から「3本」見た時も「乾」です。

 

 え、どういうこと?

 

 要するにこの「初爻」は「乾」の一番下、ということにも意味があります。さらに「地天泰」の「初爻」だということも大切です。

 

 さらに「二爻」から三本見ると「兌(だ)」になります。

 

 そんなことまで見るの!?

 そうです、「地天泰」の「初爻」は「兌」に近づいていくイメージ、「兌」は「湖」「沢」「沼」などのイメージがあります。考える、やりたいことをやりたい「木星」のイメージもあります。「成長」のイメージもあるのです。

 

 ですから「二爻」は「包荒 用馮河 不遐遺 朋亡 得尚于中行」高ぶる自分の気持ちを包んで、河を歩いている、大変だし、友との別れがあっても自らの「中」を進むべきだ、ということです。しかし「包荒」をタロットで言う「愚者の荷物(使命)」とも「単なる欠点を隠す」という意味も両方あるのです。

 

 

 なるほど、我が道を行く厳しさを感じさせるね。

 

 試練のイメージもあります。「二爻」は「陰位」だけど、「陽」であることも、強い意志と、苦労、困難を感じますね。そしてその中で「自分の道」を行け、というイメージです。

 

 そこに向かって行く「初爻」なんだね。

 

 そういうことです。

 

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