かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

周易 其之十二「坤」占いのお話

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十二「坤」占いのお話」と言うお話です。

 

 今回も「小成卦」「八卦」のお話だね。

 

 そうです、「坤(こん)」は三本とも「陰」の「小成卦」です。

 

 

 「坤」は「地」のイメージなんだね。

 

 そうです「乾」の「天」、「父」に対して「地」「母」のイメージなのです。

 

 では今回は「周易 其之十二「坤」占いのお話」というお話です。

 

 易の基礎のお話です☆彡

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「坤」のお話

 

 

 「易」は線を下から読んでいきます。「坤」は「陰」「陰」「陰」となっています。

 

 しっかり結果出す、受容的なイメージが「陰」だね。

 

 「陽」は自らの気持ちが発生して、新たなことを生みだしたいイメージで、「陰」は、決めたことをしっかりやりイメージです、時には従順、従う、言いなり、などのイメージも含まれます。

 

 ホロスコープの「惑星」のイメージだと

 「陽」は「海王星」、「陰」は「土星」のイメージです。

 

 「陽」は「憧れ」「愚者」的な能動性、「陰」は「やらなきゃいけない」こと、ノルマ、みたいなイメージかな。

 

 そうです、ただ、どちらも「無意識的な何となくそうしないといけない、そうしたい」というイメージを発しています。

 

 イメージを発する?

 

 それ理解するのは個人の知識、文化などで決まってきます。

 

 「坤」は「卦」の上の「上卦」の場合こうなります。「上卦」は、行動、結果、相手から見たイメージなどを示します。

 最初と最後の「四爻」と「上爻」は「正」だけど、「尊位」と呼ばれる重要な「五爻」は「不正」なんだね。

 

 そうです、要するに、物事を形にする、本来やりたかったことを結果に結びつける、という意味では「五爻」は「陽位」ですから「坤」の場合、少し弱いイメージがあるわけです。

 

 「四爻」「上爻」は「正」だね。

 

 「四爻」は「五爻」を王、主人の様に見ると「大臣」などのイメージで「陰」の方が適切であるイメージなのです。

 

 そして「上爻」はその「卦」から他の「卦」に向かう「無意識的」イメージですから、「五爻」より上の「無意識的要求」「上皇」「賢者」のイメージがもあるので「受け入れる」イメージの「陰」が「正」なのです。

 

 「上爻」はなんか怖い感じとか、良くない感じの「爻辞」が多いじゃん。

 

 それは、「生まれ変わり」「大変革のイメージ」があるからです、ですから「凶」という言葉も注意深く解釈しないといけません。

 

 じゃあ、いい「凶」もあるの?

 

 結果的にはありますが、ただ、すごい大変なことに変わりはありません。

 

 なるほど。

 

 「坤」の「下卦」はこうなります。「下卦」は気持ち、初動のイメージです。

 

 物ごとの始めの「下卦」だと「坤」は全部「陰」だから、真ん中の「二爻」だけ「正」で他は「不正」だね。

 

 そうですね、物事の最初である「初爻」人に従うと、自分の思いは形になりにくいですよね、しかし、一回決まったことをするには「陰」は良いので「二爻」は「正」そして「三爻」は「下卦」の最後で力強く「上卦」の「四爻」に向かいたいので、強さ、方向性が欲しい所ですが「陰」ですから人に従うイメージ、自分で決めないような受動的なイメージです。

 

 なるほどね。

 

「坤」の象徴

 

 

 「坤」の「裏卦(陰陽を逆にした卦)」は「乾(けん)」ですから、結局、「しっかりやりたければ、自分が納得したことの方が頑張れるよ」ということです。

 

 正反対のものはつながっていると言えるね。

 

 

 「坤」の「綜卦(上下逆にした卦)」は「坤」です。他の人から見ても、しっかり従っている、時に自発性が無い、などに見えるということです。

 

 「坤」の象徴は「地」「母」「順」「牛」「腹」です。

 

 どう考えればいいの?

 

 「地」は、支えるもの、「乾の天」と合わせて世界を形成していると言えます。「母」も「乾の父」と対ですね、「順(したが)う」は、まさに「陰」のイメージです。

 

 「乾」の「馬」は軍馬、速い移動、というイメージに対し、「牛」は、のんびりしたイメージですが、田を耕す、肉を食べられる、子牛を生む、乳が出る、など、非常に生産的、財産的なのです。

 

 「腹」は「乾」の「首」に対して、非常に感覚的で、食べたものを消化する、イメージです。「食べる」は成長のイメージですから、「乾」で望みに向かうことのイメージでもあります。

 

 しっかり食べて、キチンと頑張ってこそ、お腹で栄養が吸収できるのか。

 

 そういうイメージや、直接「お腹」という意味の場合もあるわけです。

 

 象徴はイメージを膨らませることが大切なんだね。

 

 そういうことです。 

 

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