かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

周易 其之七「筮法」占いのお話

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之七「筮法」占いのお話」と言うお話です。

 

 「筮法(ぜいほう)」って、以前、言っていた占う方法だね。「略筮法(りゃくぜいほう)」「中筮法(ちゅうぜいほう)」「本筮法(ほんぜいほう)」があるんだよね。

 

 そうです、とりあえず「略筮法」を中心にお話しています。

 

 そして「易」は「卦」を操作することで、色々な情報が出てきますから、そういうことも学ぶと面白いです。「変爻(へんこう)」などは必須とも言えます。

 

 他にどんなのがあるの?

 

 「卦」の「陰陽」を統べて逆転させると「裏卦(りか)」になります、そうすると物事の裏に潜むものが判ります。

 

 へー、面白いね。

 

 そして「卦」の上下を逆さまにしてみると「綜卦(そうか)」になります、相手から、向こうから見たイメージになります。

 

 どうやってやってるの?

 

 頭の中でやりますけど、「算木」などの道具を使ったり、紙に書いたりしても宜しいでしょう。

 

 易の話は基礎って言ってもたくさんあるね。

 

 それを言ったら、ホロスコープとタロットだってそうですよ、では今回は「周易 其之七「変爻」占いのお話」というお話です。

 

 

 易の基礎のお話です☆彡

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「筮法」のお話



 ほぼ前回のおさらいですが、「略筮法」では、卦を出す時に必ず「一つ変爻する爻を決めます」これは「本筮法」「中筮法」とは違います、そちらではたくさんの変爻が出たり、一つも出なかったりします。

 

 なんでそんなに違うの?

 

 「本筮法」「中筮法」などは爻を一つ一つ出します、「陰」「陽」の二つだけではなく「陰」も「少陰」「老陰」があります。そして「陽」も「少陽」「老陽」があります。

 

 簡単に言うと「少」のつく「少陰」「少陽」はそのままで、「老陰」「老陽」は、その後変化します、要するに「変爻」して「老陰」は「少陽」に「老陽」は「少陰」になります。

 

 変化しない「陰」「陽」があるのか。

 

 「陰極まれば陽に転ず」「陽極まれば陰に転ず」という考え方です。

 

 へー。

 

 例えば「中筮法」なら「3枚コイン」を用意して、同時に振って「全部表」なら「老陽」、「2枚表」なら「少陽」になります。

 

 「全部裏」なら「老陰」、「2枚裏」なら「少陰」になります。

 

 この作業を「6回」繰り返して「初爻」から「上爻」を出して一つの「卦」が出ます。

 

 なるほどー、結構大変だね。いくつも「変爻」が出ることもあるし、一つもないこともあるんだね。

 

 「本筮法」は筮竹を使います、結構面倒なのでここでは割愛します。

 

 ここでは「略筮法」のお話で行きます、ですから「変爻」は必ず出ますし、一つしか出ません。

 

 なるほどね。

 

「略筮法」のお話

 

 

 「略筮法」では、卦も変爻もすぐに決まるね。

 

 そうですね、サイコロの場合、八卦の八面体サイコロ二つで「上卦」「下卦」を出して、変爻の6面体サイコロで「変爻」する爻を決めます。

 

 64枚のカードの場合「六十四卦」しか出ないのが普通ですが、かえるさんは六面体サイコロで「変爻」も出しています。

 

 逆に言うと「六十四卦」だけで占うことも出来るんだね。「爻」が判らなくてもいいのかな。

 

 「爻」を見ないで占う人もいるかもしれませんが、普通は「六十四卦」だけで占う人ほど全部の「爻」を暗記していて、「尊位(そんい)」と呼ばれる「五爻」を中心に、どういう流れで「五爻」に向かって、どうなると「上爻」になるのか、なれるのか、なってしまうのか、を良く考えてアドバイスします。

 

 流れと意味が良く判っているのか。

 

 かえって難しいと思いますよ。「六十四卦」だけで占う方が。

 

 そうなの?

 

 「略筮法」であっても、「六十四卦」を出して、「変爻」して「六十四卦」がどう変わって行くか、が判ることで、「現状」と「今後の展開」が判ってこそ、今の気持ちや考え方が明確になるので「現状」が明確になります。情報は多い方が判断が簡単なのです。

 

 なるほどねー。易の基礎は果てしなく続く。

 

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