こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十一「乾」占いのお話」と言うお話です。
今回は「小成卦(しょうせいけ)」の「乾(けん)」のお話です。
「小成卦」?
易の卦は6本の線で構成されています、これが「大成卦(だいせいけ)」と言います。その半分の3本の線で構成されているのが「小成卦」です。
なるほど、じゃあ今回は「八卦(はっけ)」の「乾(けん)」のお話だね。
そうです、では今回は「周易 其之十一「乾」占いのお話」というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
「乾」のお話
「乾」のお話って?
まず「易」の「線」は「陰陽」のどちらかで、一本一本下から数えます。これで考えると「乾」は「陽」「陽」「陽」です。
「陽」は能動性、やりたいこと、男性性のイメージです。タロットで言うと「愚者」的な感じです。
「陰」は受動性、やらなきゃいけないこと、女性性のイメージだね。
そうですね、タロットで言うと「吊られた男」「魔術師」などのイメージです。
「乾」は「陽」のみの「小成卦」なんだね。
そういうことです。
そして「乾」は下から見ると「やりたいこと」「やりたいこと」「やりたいこと」というイメージなのです、そしてそれは「生命の樹」の「ダート」と対応しています。
「ダート」って難しいな、簡単に言うと?
すごーく簡単に言うと「無意識」と「意識」をつなぐものです。「無意識から意識に向かっての出口」とも言えます、ここから出て「社会の常識」や「考え」などでそれを各自解釈します。
じゃあ「ダート」は「無意識の出口」みたいな感じだ。だから「乾」は「本当にやりたいこと」ってイメージなんだね。
そうです、ちなみに「乾」は「卦」の上「上の卦」の場合こうなります。
なるほど、「陰位」と「陽位」があるから、上と下で少し意味が違うのか。
そうです、「下卦」の場合だと、こうなります。
ここから何が判るの?
色々なことが判りますが、「乾」は「下卦」の場合、初めは良いが、勢いがあるだけに、謙虚さが失われやすい面があり、それを乗り越えてしっかり立て直すイメージです。
いかにも「何かを始めている感じ」でしょ。
なるほどね、「陽」の塊だもんね。
そして「上卦」の場合、実際に行動をしていくと、苦労もあり、しっかりやれば成長する、そして「四爻」を成長して乗り越えられれば「五爻」は「陽位」に「陽」で、きっと結果を出せるイメージがあるのです。
「五爻」は「尊位(そんい)」って言って非常に良いイメージ、尊いイメージなんだよね。
そうです、それだけに最後の「上爻」では、危うさがあり、達成したことを維持することの難しさをイメージさせるのが「陰位」に「陽」の「上爻」なのです。
なるほどね。いろんなイメージが得られるんだね。
もちろん、「乾」が上にしても下にしても、他の「小成卦」の影響もうけますし、「爻辞」「卦辞」の影響も受けますからね。
はー。
「乾」の象徴
「乾」の「裏卦」は「坤(こん)」ですから、結局、「やりたいことやるなら、しっかりやりなさいよ」ということです。
裏に潜むもの、ね。
「乾」の「綜卦」は「乾」です。外から見ても、やりたいことをしている感じですね。
「綜卦」は外から見た、相手から見た感じだね。
「乾」の象徴は「宇宙」「天」、「父」「健」「馬」「首」です。
そんなこと言われてもなー。
「宇宙」や「天」は全体や、敬うべきイメージの自然のイメージです。他の「小成卦」と比べて学んでいくことが大切です。
「父」とか「健」動物のイメージは「馬」体のイメージだと「首」なんだね。
そして「動物」は「馬」だけではなく「龍」のイメージもあります。「乾」がふたつくっついた「乾為天」のイメージでもあります。
慣れるとこういう象徴も大切なんだね。
そして方角も大切です、「先天図」では「南」、「後天図」では「北西」です。
えー、二つあるの?!
例えば、四聖獣とかで考えれば「先天図」では「南」は「朱雀(すざく)」、「後天図」では「北西」は「北」の「玄武(げんぶ)」、「西」「白虎(びゃっこ)」です、ですから、簡単に言えば「先天図」の方が「結果を出す」感じで、「後天図」の方は「無意識」「使命」のような感じです。
全然違うじゃん!
ですから、簡単に言えば「先天図」は「自然の客観的な視点」、「後天図」は「個人的な主観的な視点」というイメージを感じてもらえると思います。
いや、感じないけど。
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