こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十三「震」占いのお話」と言うお話です。
今回は三本の「小成卦」、「八卦」の一つ「震(しん)」だね。
そうです、ここからはホロスコープの「惑星」とも直接対応していますのでホロスコープを学ぶ人にもお役に立ちます。
そうなんだ、どの惑星と対応するの?
「震」は「火星」と対応します。「震」は「長男」ですから、まさに「無意識である父の乾と結果である母の坤」の願いをかなえる長男と言えるでしょう。
そうか、昔の中国の思想だから、長男のイメージはそうなるのか。
「火星」は無意識、自分が本当にやりたいことをするための「生まれ変わり」を成し遂げるための惑星ですからね。
では今回は「周易 其之十三「震」占いのお話」というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
「震」のお話
「震」は下から「陽」「陰」「陰」の順番で並んでいます。中国では雷は大地から発せられて天に昇って行くのです。
へー、そうなんだ。「震」はそういうイメージなんだね。「天」に昇って行くって、確かに「無意識」に対応しようとする「火星」っぽいね。
そうです、人がイライラするのは「無意識」に向かっていないからです、このままじゃだめだ!と思うから、イライラするのです、諦めだすと無気力になります。
「震」は「自分が本当にやりたいこと」である「陽」で決心をして、「やらないといけないことをする」「陰」「陰」と続きます。
自分がやりたいことを決めてやり抜く感じなんだ。
星座で言うと「牡羊座」の支配星が「火星」だけど「牡羊座」は飽きっぽいイメージだけど。
「牡羊座」は自分の可能性を広げるため、様々なことをする星座です、そしてやりたいことを探すのに必須とも言えます、そして「火星」は昔は「蠍座」の「支配星」でもありました、ですから自分のやりたいことを見つけたら「蠍座」に移って行くイメージです。
それが決めたことに向かって行く「震」なんだね。
「卦」の上半分の「震」は「位」で見るとこうなります。
「四爻」「五爻」は「不正」で「上爻」は「正」なんだね。
これは「正」が良くて「不正」が悪い、という簡単なものではありません。
「四爻」は「下卦」から移って来て、気持ちから行動に変わって行くイメージでもあります。そこで、「自分のやりたいようにやる」「陽」というのはナカナカ実行が難しいです、そして「四爻」は「初爻」と対応していますので、「初爻」が「陽」であれば、「四爻」と応じますので、そこもチェックしてください。
そして「五爻」は結果的な意味が強いので、納得、安心、という意味では「やりたいことをやりたい」「震」では納得しにくい部分があり、難しいです。
なるほど。
「上爻」は「無意識的」な部分がありますので、さらにもっと上、次のステージに向かう意味で「震」では「上爻」は「正」なのです。
「不正」は乗り越えるのが大変、という考え方も出来ますね。
「下卦」の「震」は「初爻」「二爻」が「正」で「三爻」が「不正」です。
「下卦」は必ずしもじゃないですけど「自分の気持ち」って考えたら、「何かしたい!」って思うのは簡単だから、最初は「陽」で「正」なんです。
で、最初頑張るのも簡単だから「二爻」は「決めたことを頑張る」ので「陰」で「正」でも、「三爻」になると、続けるための努力が伴うから難しくなってきますから「不正」と言えます。
心に刺さるなぁ。
「震」の象徴
「震」の「裏卦(陰陽を逆にした卦)」は「巽(そん)」です。
「巽」は、成長する、つながり、分かれ、などの意味があります。
目標に向かうと成長するもね。
「震」の「綜卦(上下逆にした卦)」は「艮(ごん)」です。「艮」は「山」であり、遠くの憧れでもあるので「金星」と対応します。
そうか、やりたいことにいそしむ姿は「金星」に向かっているとも言えるね。
「震」の象徴は「長男」「動」「龍」「足」です。
象徴を翻訳して事実に当てはめるのは難しいよね。
これが出来ないと話にならないですから、少しづつでも馴染みましょう。
「長男」は、「乾」の「父」や「坤」の「母」などとも比較すると「震」が大切なことが判りますね、「月」は「坎」と対応し「次男」です。
使命である「月」が「次男」で「火星」である「震」が「長男」なのか。
「月」はめちゃくちゃ大切ですが、「火星」より現実に近く、ついつい周りに合わせてしまう面もあります。
なるほど、周りと調和したい気持ちが、かえって本当にやりたいことから遠ざかってしまう面もあって、だから「火星」「震」は戦ってでも勝ち取ろうとするから問題児のイメージもあるけど大切なんだ。
ですから「月」を幸せにするには「火星」がポイントだったりします。
「動」は、「震」は雷ですから、止まりません、そして「動」かないことには何も始まりません。「龍」は、まさに「乾為天」のイメージ、本当にやりたいことに向かって登る龍ですし、良いにつけ悪いにつけ「思い込み」でもあります。
「足」も同様に移動手段であり、移動することで力が付くイメージです。歩くことは全身の血流を活発にしますからね。
やる前から理由を付けて何もしない人の「心の筋力」は弱るばかりですからね。まあ、そういう人は疲れ果てているから、というのがほとんどです。
失敗したくない、は裏返すと好奇心を抑える言い訳とも言えるのか。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「占いのお話」「周易」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆