かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

周易 其之四「応」「比」占いのお話

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之四「応」「比」占いのお話」と言うお話です。

 

 何だか、易の雰囲気が判ってきたよ、結構難しいね。

 

 慣れるまではそうですね、最初覚えることが多いのですが、覚えるほど読みやすくなっていきますから、ハマるととても面白いです。

 

 詳しくなるほど読みやすくなるのは、ホロスコープとかタロットも一緒だね。

 

 今回も「地天泰(ちてんたい)」を使って、もう少し「易」の読み方の基礎を学びます。

 

 へー。

 

 では今回は「周易 其之四「応」「比」占いのお話」というお話です。

 

 易の基礎のお話です☆彡

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「応爻(おうこう)」のお話

 

 「応爻(おうこう)」?

 

 そうです、易の「卦」は6本の棒で占います。今回も「11番目の卦」である「地天泰(ちてんたい)」を扱います。

 

 まず、「地天泰」はこんな感じです。

 

 そうだね、下から爻が「陽、陽、陽、陰、陰、陰」ってなっているんだね。

 

 そうです、易の棒は、こうなっています。

 

 で、「応」についてはこうなっています。

 

 同じ色同士の棒がつながっています。

 

 え、何でつながってるの?バラバラじゃん。

 

 この「6本の棒」は上下3本づつ「上卦」「下卦」に分かれています、その同じ位置にあるもの同士がつながっているのです。

 

 

 なるほど。一番下同士、真ん中同士、一番上同士ってことか。

 

 そして、お互いの「陽」「陰」が違う場合、「応(おう)」じている、ということでしっかりつながっている、と考えます。

 

 逆に言うと両方「陰」、両方「陽」だったら、つながってない、「応(おう)」じてないんだ。

 

 そういうことです。

 

 じゃあ「地天泰」は全部「応」じてるんだね。

 

 

 そうです、ですから「最初の行動(下卦)」と「後の行動(上卦)」がつながっている、「自分の気持ち(下卦)」と「行動(上卦)」がつながっている。というイメージです。

 

 なるほどー。

 

「比爻(ひこう)」の話

 

 そして、同様に全ての爻は隣の爻との「陰陽」をチェックします。

 

 離れた所だけじゃなくて、隣も見るんだ。

 

 例えば「地天泰」なら「三爻」は「四爻」と「比」しているけど、「三爻」は「二爻」とは「比」していません。

 

 「四爻」は「三爻」と「比」しているけど、「五爻」とは「比」してないんだね。

 

 そうです、ちなみに「初爻」と「上爻」はとなりだけを確認します。

 

 「比」してなかったらダメなの?

 

 易は現実に使う占いですから、「ダメ」とかそういうものではありません、「比」してない、というのは「つながっていない」「孤立している」イメージです。

 

 孤立したくないでしょ。

 

 でも、しっかり良く考えることが出来ますよね。

 

 なるほど、聞くことによっても何が良いか悪いか、何て違うのか。

 

 そうです、そして、「陽位」「陰位」という考え方もありますね。「地天泰」ならこんな感じです。適性である「正」と不適切である「不正」があります。

 

 「不正」の爻を桃色にしてみました。

 易では「二爻」と「五爻」は「中(ちゅう)」している、偏っていない爻ということで重要視します。

 

 え、「中」である「二爻」「五爻」が「不正」じゃん。

 

 そうです、しかし、「二爻」と「五爻」は「応」じています。そして次の段階へ境目である「三爻」と「四爻」の「八卦」の境目が「比」しています。

 

 ここから、自分の強い意志が必要だけれども、重要な境目で人に支えられる、助けられるイメージが湧きます、要するに「頑張っている姿を見て誰かが助けてくれる」イメージです。

 

 そんな風に考えるのか、易者ってすごいな!!

 

 そうです、そこに「卦辞」や「爻辞」の言葉もあるので、よく考えながら、そして占いの内容もよく理解して解釈していくのです。

 

 となりと「比」していないからこそ、逆に頑張っている、自分の信念を通しているとも考えられるし、頭が柔軟じゃないと出来ないんだね。

 

 全部の占いがそうです、ですからキーワード占いはプロの占いではありません、しっかり象徴から考えることが基本なのです。

 

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