こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之四「応」「比」占いのお話」と言うお話です。
何だか、易の雰囲気が判ってきたよ、結構難しいね。
慣れるまではそうですね、最初覚えることが多いのですが、覚えるほど読みやすくなっていきますから、ハマるととても面白いです。
詳しくなるほど読みやすくなるのは、ホロスコープとかタロットも一緒だね。
今回も「地天泰(ちてんたい)」を使って、もう少し「易」の読み方の基礎を学びます。
へー。
では今回は「周易 其之四「応」「比」占いのお話」というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
「応爻(おうこう)」のお話
「応爻(おうこう)」?
そうです、易の「卦」は6本の棒で占います。今回も「11番目の卦」である「地天泰(ちてんたい)」を扱います。
まず、「地天泰」はこんな感じです。
そうだね、下から爻が「陽、陽、陽、陰、陰、陰」ってなっているんだね。
そうです、易の棒は、こうなっています。
で、「応」についてはこうなっています。
同じ色同士の棒がつながっています。
え、何でつながってるの?バラバラじゃん。
この「6本の棒」は上下3本づつ「上卦」「下卦」に分かれています、その同じ位置にあるもの同士がつながっているのです。
なるほど。一番下同士、真ん中同士、一番上同士ってことか。
そして、お互いの「陽」「陰」が違う場合、「応(おう)」じている、ということでしっかりつながっている、と考えます。
逆に言うと両方「陰」、両方「陽」だったら、つながってない、「応(おう)」じてないんだ。
そういうことです。
じゃあ「地天泰」は全部「応」じてるんだね。
そうです、ですから「最初の行動(下卦)」と「後の行動(上卦)」がつながっている、「自分の気持ち(下卦)」と「行動(上卦)」がつながっている。というイメージです。
なるほどー。
「比爻(ひこう)」の話
そして、同様に全ての爻は隣の爻との「陰陽」をチェックします。
離れた所だけじゃなくて、隣も見るんだ。
例えば「地天泰」なら「三爻」は「四爻」と「比」しているけど、「三爻」は「二爻」とは「比」していません。
「四爻」は「三爻」と「比」しているけど、「五爻」とは「比」してないんだね。
そうです、ちなみに「初爻」と「上爻」はとなりだけを確認します。
「比」してなかったらダメなの?
易は現実に使う占いですから、「ダメ」とかそういうものではありません、「比」してない、というのは「つながっていない」「孤立している」イメージです。
孤立したくないでしょ。
でも、しっかり良く考えることが出来ますよね。
なるほど、聞くことによっても何が良いか悪いか、何て違うのか。
そうです、そして、「陽位」「陰位」という考え方もありますね。「地天泰」ならこんな感じです。適性である「正」と不適切である「不正」があります。
「不正」の爻を桃色にしてみました。
易では「二爻」と「五爻」は「中(ちゅう)」している、偏っていない爻ということで重要視します。
え、「中」である「二爻」「五爻」が「不正」じゃん。
そうです、しかし、「二爻」と「五爻」は「応」じています。そして次の段階へ境目である「三爻」と「四爻」の「八卦」の境目が「比」しています。
ここから、自分の強い意志が必要だけれども、重要な境目で人に支えられる、助けられるイメージが湧きます、要するに「頑張っている姿を見て誰かが助けてくれる」イメージです。
そんな風に考えるのか、易者ってすごいな!!
そうです、そこに「卦辞」や「爻辞」の言葉もあるので、よく考えながら、そして占いの内容もよく理解して解釈していくのです。
となりと「比」していないからこそ、逆に頑張っている、自分の信念を通しているとも考えられるし、頭が柔軟じゃないと出来ないんだね。
全部の占いがそうです、ですからキーワード占いはプロの占いではありません、しっかり象徴から考えることが基本なのです。
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