こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十「綜卦（そうか）」占いのお話」と言うお話です。
「綜卦」って何だっけ？
簡単に言えば「卦」を上下逆にすると、相手からどう見えているか、相手の想い、気持ち、立場などが判る技術です。
なるほど。
では今回は「周易 其之十「綜卦（そうか）」占いのお話」というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
「綜卦」のお話
上下をひっくり返すだけなら、簡単でいいね。
そうですね、「綜卦」や「裏卦」は「八卦」要するに「三線形（三本の線で形成された小卦）」でも使えます。
さらに言うと、「綜卦」や「裏卦」は「八卦」で覚えてしまうと、こういう操作は簡単になりますね。
なるほどねー。
例えば「地天泰（ちてんたい）」を逆さまにしたら「天地否（てんちひ）」です。
あれ？「地天泰」から「天地否」って前回やった「裏卦」の時も同じじゃん。
そうですね、しかし、聞いていることも、求めようとしていることも違うのですから、「言葉」としては、違う角度で選ばれるわけです。
要するに「裏卦」の時は「陰陽」を逆転させる、ことで「本質を探る」と言っています。
ふんふん。
それは即ち、タロットの正位置と逆位置を双方しっかり理解することで物事の軸を理解する、ということです。
例えば「頑張っている＝大変なことに挑戦している」「上手く行かない＝成長中、現時点で達成出来ないことを出来る様になろうとしている」というように「陰陽」を逆転させると見えてくるものがあります。
それを初爻から上爻まで考えることで「卦」のイメージがつかめますよね。
なるほど、そういうことか。
「綜卦」の場合は、上下が逆になります。
ですから、「地天泰」は「自分のやりたいこと」に向かって「頑張って結果を出す」イメージです。
でも、相手、他者から見たら「自分のやりたいこと」をしているかどうかは判りません、ですから、出来ていないことに四苦八苦しているように見えますよね。
そうか、相手には結果しか見えないから、「無茶して行き詰まっている」ように見えるのか。
そうです、そして「自分の気持ちが判らず他者の目ばかり気にしている人」もそう感じるでしょう。
そうか、同じことでも順番を逆にすると、全然違うように見えるのか。
そうです、そして「綜卦」をしっかり理解することで「卦」自体を深く理解できますし、こういう違う立場から考える、相手から、他者からどう見えているのか、が判ると占いが上手になっていくのです。
なるほど、一方的に自分の考えを押し付けてしまうのは「普通の人」なんだね。
綜卦リスト
後ろが綜卦になります。
1.乾為天（けんいてん） 1.乾為天（けんいてん）
2.坤為地（こんいち） 2.坤為地（こんいち）
3.水雷屯（すいらいちゅん） 4.山水蒙（さんすいもう）
4.山水蒙（さんすいもう） 3.水雷屯（すいらいちゅん）
5.水天需（すいてんじゅ） 6.天水訟（てんすいしょう）
6.天水訟（てんすいしょう） 5.水天需（すいてんじゅ）
7.地水師（ちすいし） 8.水地比（すいちひ）
8.水地比（すいちひ） 7.地水師（ちすいし）
9.風天小畜（ふうてんしょうちく） 10.天沢履（てんたくり）
10.天沢履（てんたくり） 9.風天小畜（ふうてんしょうちく）
11.地天泰（ちてんたい） 12.天地否（てんちひ）
12.天地否（てんちひ） 11.地天泰（ちてんたい）
13.天火同人（てんかどうじん） 14.火天大有（かてんたいゆう）
14.火天大有（かてんたいゆう） 13.天火同人（てんかどうじん）
15.地山謙（ちざんけん） 16.雷地予（らいちよ）
16.雷地予（らいちよ） 15.地山謙（ちざんけん）
17.沢雷隨（たくらいずい） 18.山風蠱（さんぷうこ）
18.山風蠱（さんぷうこ） 17.沢雷隨（たくらいずい）
19.地沢臨（ちたくりん） 20.風地観（ふうちかん）
20.風地観（ふうちかん） 19.地沢臨（ちたくりん）
21.火雷噬嗑（からいぜいごう） 22.山火賁（さんかひ）
22.山火賁（さんかひ） 21.火雷噬嗑（からいぜいごう）
23.山地剥（さんちはく） 24.地雷復（ちらいふく）
24.地雷復（ちらいふく） 23.山地剥（さんちはく）
25.天雷无妄（てんらいむもう） 26.山天大畜（さんてんたいちく）
26.山天大畜（さんてんたいちく） 25.天雷无妄（てんらいむもう）
27.山雷頤（さんらいい） 27.山雷頤（さんらいい）
28.沢風大過（たくふうたいか） 28.沢風大過（たくふうたいか）
29.坎為水（かんいすい） 29.坎為水（かんいすい）
30.離為火（りいか） 30.離為火（りいか）
31.沢山咸（たくざんかん） 32.雷風恒（らいふうこう）
32.雷風恒（らいふうこう） 31.沢山咸（たくざんかん）
33.天山遯（てんざんとん） 34.雷天大壮（らいてんたいそう）
34.雷天大壮（らいてんたいそう） 33.天山遯（てんざんとん）
35.火地晋（かちしん） 36.地火明夷（ちかめいい）
36.地火明夷（ちかめいい） 35.火地晋（かちしん）
37.風火家人（ふうかかじん） 38.火沢睽（かたくけい）
38.火沢睽（かたくけい） 37.風火家人（ふうかかじん）
39.水山蹇（すいざんけん） 40.雷水解（らいすいかい）
40.雷水解（らいすいかい） 39.水山蹇（すいざんけん）
41.山沢損（さんたくそん） 42.風雷益（ふうらいえき）
42.風雷益（ふうらいえき） 41.山沢損（さんたくそん）
43.沢天夬（たくてんかい） 44.天風姤（てんぷうこう）
44.天風姤（てんぷうこう） 43.沢天夬（たくてんかい）
45.沢地萃（たくちすい） 46.地風升（ちふうしょう）
46.地風升（ちふうしょう） 45.沢地萃（たくちすい）
47.沢水困（たくすいこん） 48.水風井（すいふうせい）
48.水風井（すいふうせい） 47.沢水困（たくすいこん）
49.沢火革（たっかかく） 50.火風鼎（かふうてい）
50.火風鼎（かふうてい） 49.沢火革（たっかかく）
51.震為雷（しんいらい） 52.艮為山（ごんいさん）
52.艮為山（ごんいさん） 51.震為雷（しんいらい）
53.風山漸（ふうざんぜん） 54.雷沢帰妹（らいたくきまい）
54.雷沢帰妹（らいたくきまい） 53.風山漸（ふうざんぜん）
55.雷火豊（らいかほう） 56.火山旅（かざんりょ）
56.火山旅（かざんりょ） 55.雷火豊（らいかほう）
57.巽為風（そんいふう） 58.兌為沢（だいたく）
58.兌為沢（だいたく） 57.巽為風（そんいふう）
59.風水渙（ふうすいかん） 60.水沢節（すいたくせつ）
60.水沢節（すいたくせつ） 59.風水渙（ふうすいかん）
61.風沢中孚（ふうたくちゅうふ） 61.風沢中孚（ふうたくちゅうふ）
62.雷山小過（らいざんしょうか） 62.雷山小過（らいざんしょうか）
63.水火既済（すいかきせい） 64.火水未済（かすいびせい）
64.火水未済（かすいびせい） 63.水火既済（すいかきせい）
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